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梅村庭園(梅雲亭)
四季折々の植物と、北海道では珍しい池泉回遊式の庭園を楽しめます。庭園には枯山水や築山が配置され、大正期にはまだ珍しかったコンクリートで造られた灯篭もあります。梅雲亭には茶室として利用できる和室があり、有料で借りることができます。
この庭園の元の持ち主は梅村多十郎氏で、父親が旧尾張藩士で、愛知県東春日井郡和爾良村(現在の春日井駅付近)から八雲開拓にやってきた人です。多十郎氏は澱粉製造、菓子製造、造林業などを営んでいた人で、庭木のいくつかは自分の山から移植したものです。蔵には梅村家ゆかりの品々が展示されています。
平成25年7月1日に日本造園学会北海道支部より「北の造園遺産」に認定されました。